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バイアグラの副作用は?服用してはいけない人

2020年04月11日

バイアグラは1998年にアメリカ合衆国で認可されたED治療薬ですが、それまで本格的にEDを治療する薬は皆無であったことから、多くのED患者から圧倒的な支持を得ることになりました。
日本では翌1999年に認可されていますが、通常、海外の医薬品が認可されるまでには数年はかかるところ、僅か1年で認可された背景にはバイアグラ特有の事情がありました。

バイアグラの主成分であるシルデナフィルは、狭心症の治療薬として開発され臨床実験も行われていました。
想定した結果を得ることができなかったところ、ED治療に改善作用があることが発見された経緯があります。
ED患者の多くは、生殖器抑制酵素が過剰に分泌されることで、陰茎部の血行を促すeGMPと呼ばれる成分の働きが阻止されてしまいます。
しかし、シルデナフィルには生殖器抑制酵素の過剰分泌を阻止する作用があることから、ED治療薬として生まれ変わることができたのです。

しかしながら、シルデナフィルには同時に強い血管拡張作用があることから、頭痛やほてり、目の充血、鼻づまり、下痢といった副作用を引き起こすことでも知られています。
これらは、シルデナフィルがもたらす作用の一つであり、健康な人が用法用量をしっかりと守って服用すれば、いずれも軽微な症状で済みますから大きな心配はいりません。

ただし、血管拡張作用は低血圧を引き起こすことから、心筋梗塞や不整脈といった心臓疾患がある場合、心臓に送り込む血液が不足してしまいます。
その結果、動悸・息切れのほかに強い心臓の痛みなど狭心症の発作を訴えることがあります。
実際にアメリカでは心臓病患者がバイアグラを服用したケースもありますから、決して侮ることはできません。

そのため、日本においては重篤な健康被害を回避するため、異例のスピードでバイアグラを認可し、薬局などでは販売させずに病院での処方を基本としたのです。
また、バイアグラには硝酸剤など飲み合わせの良くない併用禁忌薬も多数ありますから、事前に病院や専門クリニックに相談することが大切です。

バイアグラを服用してはいけない人は?

バイアグラはED治療にとても有効な薬ですが、その反面、非常に強い薬でもありますから、服用した7割前後の方が、頭痛やほてり、目の充血、鼻づまり、下痢といった症状を実感しています。
その大半が軽微なものであり、バイアグラの持続時間が終わりに近づくにつれ治まるものです。
しかし、用法用量を守らなかったり、飲み合わせの良くない併用禁忌薬と一緒に服用することで重篤な副作用を引き起こす場合もあります。
つまり、バイアグラには服用してはいけない人が存在することを忘れてはなりません。

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは狭心症の治療薬として開発されていましたが、これは血管拡張作用が認められたからです。
したがって、狭心症をはじめとする心筋梗塞や不整脈など心臓に関する疾患がある人は、同じ血管拡張作用のあるニトログリセリンなど硝酸剤系の治療薬を常用していることが多いです。
バイアグラと併用することで、急激な低血圧を招く恐れがあります。

また、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬や塩酸アミオダロン製剤も併用することで重篤な副作用を引き起こす恐れがあることから、併用禁忌薬に指定して飲み合せることを禁止しています。
その他にも糖尿病を患っている人は毛細血管が損傷していることが多く、血管拡張作用により血行が良くなることで血管破裂の危険性があります。
同様の理由から脳梗塞や脳出血の既往歴がある人や、重度の肝機能障害、網膜色素変性症の人もバイアグラを服用することはできません。

EDは男性にとって大きな悩みですから、バイアグラを服用できない既往歴があっても、「自分は大丈夫」だと思い込み、通販などで購入して服用しようとする人もいますが、命に関わることなので絶対に服用してはなりません。
自分で判断するのではなく、まずは病院や専門クリニックで診察を受け、適切なアドバイスの元に服用することが重要です。